間質性膀胱炎
慢性の膀胱炎でお困りのあなたは、ひょっとして間質性膀胱炎ではありませんか?新宿石川病院では間質性膀胱炎に真剣に取り組んでいます。
下記のような症状でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
間質性膀胱炎って何?どんな症状?
頻尿―トイレが近い。
尿意切迫感―トイレに行きたくなると我慢できない。
尿意亢進―いつもトイレに行きたい気がする。
下腹部痛―膀胱部や恥骨の上あたり,尿道や膣の周辺などが痛い,あるいは違和感がある。特に尿を我慢していると痛くなることがある。
上記のような症状をともなう,細菌の感染を認めない慢性の膀胱炎です。特に中高年の女性に多いといわれていますが,若者や男性にもあります。
通常の膀胱炎では抗生物質を内服すればすぐに良くなりますが,間質性膀胱炎では抗生物質はあまり効果がありません。
また,尿の検査でも異常がないことがしばしばあります。
どのように診断するの?
問診で症状や病歴から間質性膀胱炎を疑います。病歴では,繰り返す膀胱炎や骨盤内の手術の経験がある人がしばしば見られます。尿細胞診やCTなどで他の病気がないことを確認します。
そして,膀胱鏡で内部を観察します。膀胱鏡は局所麻酔あるいは腰椎麻酔で行ないます。
まず生理的食塩水で膀胱を膨らませいき,一杯になったところで一度水を抜きからっぽにします。そして再度ふくらませて観察し,点状出血,五月雨状出血,ハンナー氏潰瘍といった特徴的な所見を確認できれば間質性膀胱炎と診断できます。
この方法は治療法にもなり、水圧拡張療法と呼びます。この治療法で約半分の人で症状が軽減します。
最近,米国などでは症状のみで診断する傾向もあります。
どのような治療法があるの?
誰にでも効く方法はありません。
この病気は人によって様々な原因があり,多くの場合原因を特定できないからです。
まずは生活改善が重要となってきます。できるだけストレスをなくし,食生活を見直すことが肝要です。刺激物や酸味のあるものの摂取を控えてください。
生活指導と同時に,内服薬を用いていきます。それで効果の無い場合には,膀胱内にお薬を注入する方法をとる場合もあります。
診療時間&担当医
木曜日 午前9時〜11時半 (担当医:間宮)
木曜日 午後13時半〜16時 (担当医:吉良)
土曜日 午前9時〜11時半 (担当医:伊藤)
お問合せは、
新宿石川病院03−3371−1161(午前8時30分〜午後5時)
間質性膀胱炎担当責任者
伊藤貴章(いとう・たかあき)
東京医科大学八王子医療センター准教授
日本間質性膀胱炎研究会幹事
間質性膀胱炎診療ガイドライン分担執筆者
間質性膀胱炎―疫学から治療まで−分担執筆者
参考
間質性膀胱炎患者会 ともの樹
間質性膀胱炎 医学図書出版 間質性膀胱炎研究会編